札幌芸術の森 バレエセミナー2021

 

ローザンヌ国際バレエコンクールに、
バレエセミナー受講生の山本小春さんと若松果林さんが出場!

   2021年2月1日~6日に開催されたローザンヌ国際バレエコンクールには世界44か国から399名が応募し、43か国83名が選出されました。日本人出場者11名の中に芸術の森バレエセミナーを受講された山本小春さんと若松果林さんが選ばれ本選に挑みました。新型コロナウイルスの影響でリモートでの開催となった今回は、コンクールの様子が全世界に配信され、山本さんは最終審査のファイナリストに選出されました。お二人に、出場された感想などについて伺いました。

将来は、舞台の端にいても
一目置かれるような魅力的なダンサーになりたい

山本小春さん

富良野市出身/パリ国立高等音楽・舞踊学校/バレエセミナー2016~19年受講

山本小春さん

Q1. 出場が決定した時、また本選に臨んだ時の思いは?

ローザンヌに出場するのが小さい頃からの夢だったので、参加できると決まった時はとても嬉しかったです。そして、ローザンヌで世界中のダンサーや有名な先生などとレッスンができるのを楽しみにしていました。

Q2. どんな準備をしましたか?課題曲はどのようにして選びましたか?

課題曲は担任のイサベル・シアラヴォラ(Isabelle Ciaravola)先生と、私の苦手な部分である上半身の使い方や芸術性を練習できるようなバリエーションを選びました。

Q3. 参加された感想を聞かせて下さい。

今回は、コロナウイルスが理由でローザンヌに行くことができず、舞台で踊る緊張や幸福を感じられなかったのがとても残念です。ファイナリストの発表のライブはクラスのみんなと一緒に聞いていたので、ファイナリストと決まった時みんなが一緒になって喜んでくれたのが一番の思い出です。

Q4. 札幌芸術の森バレエセミナーはどのような場ですか?

札幌で憧れのアニエス・ルテスチュ(Agnès Letestu)先生などに教えてもらうことができるので、毎年楽しみにしています。先生方からのアドバイスはどれも印象に残っています。

Q5. 現在海外留学中ですが良かった点は?また新型コロナウイルスの影響がある中、どのような練習をしていますか?

私はフランスのバレエの優雅で繊細なところが好きなので、それらをオペラ座のエトワールなどに教えてもらえるというのは本当に嬉しいです。
コロナウイルスの影響を受けて、フランスでは18時以降の外出禁止があったりで、普通なら一日3クラスあるところが2クラスに変更になったり、アダジオのクラスがついこの前までなかったりと、かなりダンサーにとっては厳しい状況ですが、できる限りの事をやっています。

■クラシカル・ヴァリエーション

■コンテンポラリー・ヴァリエーション

この経験を糧にもっと成長して、
見ていただいた方の心を動かせるダンサーになりたい

若松果林さん

札幌市出身/アントワープ王立バレエ学校/バレエセミナー2013,2016~19年受講

若松果林さん

Q1. 出場が決定した時、また本選に臨んだ時の思いは?

小さい頃からの夢だったローザンヌに出場できることがとても嬉しくて最初は本当に信じられなかったです。出来ることは全てして少しでも成長して臨みたいと思い練習してきました。途中でビデオ審査に変更が決まったときは少し戸惑いましたがリハーサルは特に変えることなくビデオの撮影の日まで毎回100%の出来を出せるように練習を続けました。

Q2. どんな準備をしましたか?課題曲はどのようにして選びましたか?

自分が踊ってみたかったものを学校の先生に伝え、一緒に相談して決めました。 クラシックのライモンダのバリエーションは技術的にもコントロールが必要で難しかったのですが、特に夢の場の幻想的な雰囲気や曲の変化を表現するのが難しくて、役柄が自分のものになるまで何度も練習しました。コンテンポラリーのバリエーションも大変でしたが踊り込むと体に動きが入って少しずつ曲の使い方やイメージを自分なりに考えながら動けるようになりとても楽しかったです。

Q3. 参加された感想を聞かせて下さい。

今年はビデオ審査になってしまい、実際にスイスに行ってコーチングやレッスンを受けることができなかったのはとても残念でしたが、バレエ学校の先生に1対1で教えていただけたり自分の課題と向き合いながら練習でき、とても充実した貴重な経験になりました。練習期間や審査を通して多くのことを学べ、他の出場者からもたくさんの刺激をもらいました。本当にたくさんの方にお世話になっているのでいつか私の踊りで恩返しできるように頑張ります。

Q4. 札幌芸術の森バレエセミナーはどのような場ですか?

素晴らしい先生方からのレッスンを毎日受けられる本当に充実したセミナーです。毎年吸収することがたくさんあり、こんなに貴重なセミナーに参加できることは本当に幸せだと思います。先生方からのアドバイスは全て印象に残っています。
ジョゼ先生には基礎から音楽性、動きのダイナミックさまでクラスの中で本当にためになる注意をたくさんしていただきました。アニエス先生には特に首の使い方を指摘していただき、ポワントワークや技術面でもどうしたらうまく出来るのかをとても細かく教えてくださいました。実際にアニエス先生が目の前で踊って見せてくださるお手本が美しすぎて、それだけで本当に感動でした。

Q5. 現在海外留学中ですが良かった点は?また新型コロナウイルスの影響がある中、どのような練習をしていますか?

バレエ学校に入って初めて本格的にコンテンポラリーを学ぶようになったので、今までにやったことのない動きや慣れない身体の使い方を覚えるのが大変でしたが、少しずつ慣れていくと踊りの幅が広がってクラシックとは違う面白さが分かりました。将来はどちらも踊れるダンサーになりたいのでしっかりコンテンポラリーを学べたことは本当に良かったです。
コロナウイルスの影響で、やはりレッスン量が減ってしまったりオンラインレッスンになってしまったことがあり、思う存分に練習できないことで焦りや不安もありましたが、今自分にできることを全てしようと切り替えて練習しています。

■クラシカル・ヴァリエーション

■コンテンポラリー・ヴァリエーション