札幌芸術の森 バレエセミナー2018

 
クラシック、ボーイズクラス、パ・ド・ドゥ担当
 

ジョゼ・カルロス・マルティネズ
José Carlos Martínez
主任講師
 

ポアント&ヴァリエーション(前期)担当
 

アニエス・ルテステュ
Agnès Letestu

ポアント&ヴァリエーション(後期)担当
 

デルフィーヌ・ムッサン
Delphine Moussin

クラシック、ポアント担当
 

アナエル・マルティン
Anael Martín

スペイン民族舞踊担当
 

マイテ・チーコ
Mayte Chico

コンテンポラリー・ダンス担当
 

柿崎麻莉子

ジャイロキネシス担当

GYROKINESIS®

宮内真理子

ジョゼ・カルロス・マルティネズ 
José Carlos Martínez
主任講師
クラシック、ボーイズクラス、パ・ド・ドゥ担当

スペイン国立ダンスカンパニー芸術監督
フランス芸術文化勲章コマンドゥール受賞、スペイン・ナショナル・ダンス賞受賞

カルタヘナでバレエを始め、ピラール・モリーナに師事。1984年カンヌ・ロゼラ・ハイタワー・バレエ学校に入学。1987年ローザンヌ国際バレエ・コンクールでスカラシップを獲得、パリ・オペラ座バレエ学校へ入学する。1988年ルドルフ・ヌレエフに見出され、パリ・オペラ座バレエ団へ入団。1992年プリンシパルに昇格し、同年、ヴァルナ国際バレエ・コンクールで金メダルを受賞。1997年パリ・オペラ座バレエ団の最高位であるエトワールに任命される。

ダンス人生においてこれまでに多数の受賞歴があり、Prix de l'AROP(AROP賞)、Prix Carpeaux(カルポー賞)、Premio Danza & Danza、Prix Leonide Massine-Positano(レオニード・マシーン賞)、スペイン・ナショナル・ダンス賞、カルタヘナ市の金賞、Prize Elegance et Talent France/Chine、Scenic Arts Prize for the best dancer (Valencia)、のほか、自身による『天井桟敷の人々』の振付においては、Benois de la Danse(ブノワ賞)とPrize Dansa Valènciaを受賞。また、フランスの芸術・文学において功績のあった人物に授与される名誉勲章である芸術文化勲章のコマンドゥールを受章。

ダンサーとしてのレパートリーは、彼の振付の特徴からもわかるように、クラシックからネオクラシックバレエまで幅広い。その他、20世紀を代表する、モーリス・ベジャール、ピナ・バウシュ、マッツ・エック、ウィリアム・フォーサイス等の振付家達と仕事を共にし、彼のための特別な演目も制作された。また、世界一流のバレエ団にて、ゲストダンサーとしても多数出演歴がある。

また、振付家としても才能を発揮し、パリ・オペラ座バレエ学校のために振付をした『ミ・ファボリータ』(2002年)、『ドリーブ組曲』(2003年)、『スカラムーシュ』(2005年)を始め、パリ・オペラ座バレエ団のために振付けをした『Paréntesis 1』(2005年)、『Soli-Ter』(2006年)、『El Olor de la Ausencia』(2007年)と『天井桟敷の人々』(2008年)がある。さらには、上海バレエ団のために制作した『Ouverture en Deux mouvements and Scarlatti pas de deux』 (2009), 『マルコポーロ・ラストミッション』(2010年)、スペイン国立ダンスカンパニーのための『ソナタ』(2012年)、『ライモンダ・ヴァリエーションズ』(2013年)、『ジゼル』(2013年、第二幕パ・ド・ドゥ)、『ドン・キホーテ組曲』(2015年)等の制作も行った。また、ボストンバレエ団のために『レゾナンス』も手がけた。

2015年12月16日には、彼の振付によって、スペイン国立ダンスカンパニーの20年の歴史において最初の全幕バレエとなる『ドン・キホーテ』が、マドリードのサルスエラ劇場で上演された。
2011年9月からスペイン国立ダンスカンパニーの芸術監督。

アニエス・ルテステュ 
Agnès Letestu
ポアント&ヴァリエーション担当


元パリ・オペラ座バレエ団エトワール

フランス・パリ生まれ。1983年パリ・オペラ座バレエ学校に入学。1987年ルドルフ・ヌレエフが指揮するパリ・オペラ座バレエ団に"カドリーユ"として入団。1988年には"コリフェ"に、1989年には"スジェ"に昇格。その後、若いダンサーを対象としたユーロビジョン・コンペティションにて金賞を受賞。また、1990年、ヴァルナ国際バレエコンクールにおいて金賞を受賞。

すでに"コール・ド・バレエ"の時代から、ジェローム・ロビンス、ウィリアム・フォーサイス、ローラン・プティ、モーリス・ベジャール、ルドルフ・ヌレエフ、ジョン・ノイマイヤー、イリ・キリアンなどの著名振付家から主役に抜擢され活躍。
1997年パリ・オペラ座"エトワール"(プリンシパル・ダンサー)に任命される。
ヌレエフ版の古典作品の表現においてその才能を発揮している。また、彼女の身体条件とスタイルは、ジョージ・バランシンの作品にとっても大変理想的である。その他、多くの重要なコンテンポラリーの振付作品においても活躍をしている。
映像作品としては、パリ・オペラ座バレエ団の公式映像作品のうち『椿姫』、『パキータ』、『白鳥の湖』、『シンデレラ』、『放蕩息子』、『ジュエルズ』の中の『ダイアモンド』に出演。
近年は、舞台衣裳のデザイン制作にも携わっており、ジョゼ・マルティネズがパリ・オペラ座バレエ団のために振付した『スカラムーシュ』と『天井桟敷の人々』、パトリック・ド・バナ振付によるウィーン国立バレエ団の『Windspiel』と『マリー・アントワネット』、ピエール・ラコット振付によるパリ・オペラ座バレエ団の『セレブレーション』、ハンス・スポエルリ振付によるラインバレエ団の『ゴルトベルク変奏曲』のほか、パトリック・ド・バナ振付による上海バレエ団の『Echos of Eternity』などが、主要作品として挙げられる。

これまでに、セルジュ・リファール振付による『ミラージュ』でのブノワ賞(2007年)のほか、フランスの芸術文化勲章オフィシエ、国家功労勲章シュヴァリエ、レジオンドヌール勲章シュヴァリエ等、多数の受賞・叙勲受章がある。
パリ・オペラ座のソリスト指導者としても活躍。

アナエル・マルティン 
Anael Martín
クラシック&ポアントクラス担当

キューバ国立バレエ団にアリシア・アロンソとフェルナンド・アロンソの両芸術監督の下、25年に渡りファーストソリストおよび指導者として所属。
そのキャリアを通して、フェルナンド・アロンソ、カレミア・モレノ、オーロラ・ボッシュ、ロイパ・アラウホ、ジョセフィーナ・メンデス、ミルタ・プラ、アザーリ・プリセツキ、ヒューゴ・グファンティなどの指導者と制作を共にした。カンパニーでは全ての古典のレパートリーを踊り、また、アルベルト・メンデス、アルベルト・アロンソ、イバン・テノリオ等の様々なキューバ人振付家や、アントニオ・ガデス、ホセ・アントニオ・ルイス、マリア・ロヴィーラ、ブライアン・マクドナルド、マクシモ・モリコーネ、ヒルダ・リヴェロス等の国際的に活躍する振付家達と共に民族舞踊、ネオクラシックやコンテンポラリーのレパートリーの幅を広げた。
また、キューバ国立バレエ団とともにアメリカ、アジア、ヨーロッパなど50カ国以上をまわり、ロシアのボリショイやマリインスキー劇場、パリのシャンゼリゼ劇場、ブエノスアイレスのコロン劇場やアメリカのメトロポリタン歌劇場、ケネディセンターなどの世界有数の劇場でも公演を行い、更には数々の国内および国際的なダンスフェスティバルにも参加。

2001年よりフランスに移り住み、パリ・オペラ座で講師及びステージングの振付助手としてブランカ・リー・カンパニーの公演にも参加。
その後4年間は、セビリャのアンダルシア・ダンス・センター(CAD)でアーティスティックコーディネーター及び講師を務めた。
また、2シーズンに渡りドイツのオペラ・デッサウにナチョ・デュアト(当時)率いるスペイン国立ダンスカンパニーやパリ・ナショナルダンスセンター、リヨン・オペラ座、フィンランドバレエ、ジョゼ・マルティネズ、パリ・オペラ座のソリスト達と共に、指導者として招待を受けた。アンダルシアの全てのプロのダンス・コンセルバトワールや、ジョゼ・マルティネズが芸術監督となったスペイン国立ダンスカンパニーでも2度指導を行っている。

2015年の9月より、ジョゼ・マルティネズが芸術監督を務めるスペイン国立ダンスカンパニーに指導者として参加。

デルフィーヌ・ムッサン
ポアント&ヴァリエーション(後期)担当

●元パリ・オペラ座バレエ団エトワール
●現パリ・オペラ座バレエ団講師

プライベートのダンススクールにて、パリオペラ座のダンサーであるG・ケルグリストに師事。研修生を経て、パリオペラ座バレエ学校に入学。 15歳でオペラ座バレエ団に合格。直後よりクラシックバレエやコンテンポラリーなバレエの多くの曲を踊るようになる。
1986年、“コリフェ”に昇級。1987年、カルポー賞受賞。1988年、年に一度開催されている第3回パリ国際ダンスコンクールに参加し、批評家賞、審査員特別賞およびレポシ賞を受賞。“スジェ”に昇級。 1990年、AROP(パリオペラ座支援協会)賞を受賞。
モーリス・ベジャール、ジョン・ノイマイヤー、ジェローム・ロビンス、ウィリアム・フォーサイス、ピエール・ラコット、ルドルフ・ヌレエフ、ローラン・プティ、トウィラ・タープといったより著名な指揮者の元で踊るようになる。 トウィラ・タープの指導により、1991年および1992年にニューヨークシティセンターにて新作、旧作の発表の場を設ける他、日本でのツアーも行っている。
1994年、“プルミエ・ダンスール”に昇級。 2005年5月3日、ガルニエ宮での『シンデレラ』上演後、ジェラール・モルティエ、ブリジット・ルフェーヴルにより、“エトワール”に任命される。
その幅広い演目をこなす演技力には一般観客からも批評家からも評価が高く、多くのバレエ団にしばしば招かれ踊るようになる。レニングラードバレエ団にて『ジゼル』や『白鳥の湖』に、メスオペラ劇場にて『シンデレラ』や『くるみ割り人形』、『ドン・キホーテ』に、また中国国立バレエ団では『シルヴィア』に出演している。
子どもの保護を目的とした活動であり、ジスカール・デスタン婦人による助成で多くの国際アーティストを集結させた「国際子どもの夕べ」のほか、多くの著名な特別上演会にてチャリティー出演もしている。 2011年、ダンスの習得および技術の伝授に関してかねてより挙げてきた実績を踏まえ、ブリジット・ルフェーヴルによりオペラ座バレエ団の講師に任命される。

マイテ・チーコ 
Mayte Chico
スペイン民族舞踊担当

1991年マドリッドのタブラオ(バルやレストランでの、フラメンコをする板張りの舞台)”サンブラ”で公演。1992年マドリッドのクラシコ劇場舞踊団及びサルスエラ劇場にて公演。1993年テアトロ・デ・ラ・ダンサの『ルイスィージョ』に出演。1994年マドリッドのフロリダ・パークにて、ミゲル・サンドバルの指揮の下、スペイン舞踊とフラメンコを踊る。1995年〜1997年ゴヨ・モンテロ、カルロス・ビラン、ミゲル・アンヘル・エスピノの監督の下、数々のサルスエラに出演。また、マドリッドのタブラオ“コラール・デ・ラ・パチェカ”にてフラメンコを踊る。1997年〜2006年アントニオ・マルケス・フラメンコ・スペイン舞踊団のソリスト及びプリンシパルとなる。2002年〜2004年カルロッタ・サンタナ・フラメンコカンパニーのアメリカツアーに参加。2006年〜2016年アントニオ・ガデス舞踊団にて、『カルメン』、『血の婚礼』、『アンダルシアの嵐(フエンテオベフーナ)』、『フラメンコ組曲』、『エル・ランゴ』、『フラメンコ組曲2』、『フエゴ(炎)』にてソリスト、コールドとして出演。マドリッドのスペイン王立劇場の協賛の下、アントニオ・ガデス財団がエウヘニア・エイリス、ウーゴ・ペレス・デ・ラ・ピカ、ステラ・アラウソらとともに行った教育プロジェクトに、振付家、バレエミストレス、ソリストとして携わる。2015年ジョゼ・マルティネズ芸術監督によるスペイン国立ダンスカンパニーがマドリッドのサルスエラ劇場で初演した新作『ドン・キホーテ』において、スペイン舞踊のバレエミストレス及び振付家としてコラボレーションを行った。

宮内真理子
ジャイロキネシス担当
GYROKINESIS® 認定マスタートレーナー

長野県出身。3歳より長野バレエ団にてバレエを始める。1984年東京新聞全国舞踊コンクールバレエ第2部第1位文部大臣奨励賞、同年埼玉県舞踊コンクールバレエ第2部第1位橘秋子賞等、国内でのコンクールにおいて数々の賞を受賞。
1987年上京。小野正子バレエスタジオ、東京シティ・バレエ団研究所に入所、東京シティ・バレエ団公演「コッペリア」で主演デビュー。1989年ローザンヌ国際バレエコンクールにおいてプリ・ド・ローザンヌ・スカラシップ賞を受賞、英国ロイヤルバレエスクールにスカラシップで留学、1990年バーミンガムロイヤルバレエ団に入団。1992年以降はコロラドバレエ団(アメリカ)、新国立劇場バレエ団(日本)、レニングラードバレエ団(ロシア)他、国内外のバレエ団で主演、客演する。
‏1994年 USA ジャクソン国際バレエコンクール銅賞受賞。1995年から1年にわたり、東宝ミュージカル「回転木馬」のルイーズ役で出演(ケネスマクミラン振付)。1999年 中川鋭之助賞、2000年 芸術選奨文部大臣新人賞、同年、橘秋子賞優秀賞受賞。2005年 天皇陛下、各国大使御臨席の開会式に於いて、佐渡裕指揮するスーパーワールドオオーケストラの演奏で、ストラビンスキー「火の鳥」を踊りその模様はNHKで放映された。

2006年にGYROKINESIS®(ジャイロキネシス)、 GYROTONIC®(ジャイロトニック)と出会う。自身のボディメンテナンスのために始めたこのメソッドの効果に衝撃を受ける。
幼少の頃から抱えていた腰痛他、様々な身体の問題を改善に向かわせ、身体の使い方の再教育を可能にするメソッドだと確信。指導者養成コースを受講し資格を取得。
2007年にはジャイロトニックの考案者ジュリオ・ホバス氏在住のマイアミに移住、指導者としての経験を積む。またマイアミ在住中はアメリカ、カナダ、ヨーロッパ等様々な国で後進トレーナーの指導、ダンサーのコンディショニングにも携わる。
また指導者としての活動に並行し、マイアミコンテンポラリーダンスカンパニーに所属、ダンサー兼指導者としてカンパニーのクラシックバレエ、ジャイロキネシスのクラスを担当。

‏2011年帰国。帰国後は(株)MMKを立ち上げ、日本各地でクラシックバレエの指導、ジャイロトニック・ジャイロキネシスの普及活動を本格的に開始。同年6月は長野に、翌年2012年1月には東京にスタジオを開設。2013年にはジャイロキネシスマスタートレーナーに認定され、指導者の養成にも益々力を注ぐ。
また現役時代からの長年に渡った自身の怪我の経験を活かしダンサーのコンディショニング、リハビリに関わりながら、個々の身体においてのバレエの動きの改善や豊かな身体表現に繋がるアプローチ法を追求している。

GYROKINESIS®, GYROTONIC® are registered trademarks of Gyrotonic Sales Inc and are used with their permission

柿崎麻莉子
コンテンポラリー・ダンス担当

ダンサー。1988年生まれ 香川県出身。2015年よりL-E-V Sharon Eyal|Gai Behar に所属し、世界ツアー中。公演活動と並行して、世界各地でワークショップをおこなっている。2012年-2014年Batsheva Ensemble Dance Company(バットシェバ舞踊団、イスラエル)に所属。幼少期より新体操選手として活動。筑波大学進学後、コンテンポラリーダンスに出会う。2010年より平原慎太郎や東海林靖志等とのプロジェクト、瞬プロジェクトに参加。 2011年韓国国際ダンスコンペティション(KIMDC)にてダンサー金賞を受賞。2014年Jerusalem Dance week competiton にて振付作品”Golem Couple”が受賞。2009年より地元香川県を中心に作品を上演し、2013年度香川県文化芸術新人賞を受賞。これまでに、シャゴンエイヤール、オハッドナハリン、ダニエルアガミ、平原慎太郎、カルメンワーナー、山田せつ子、ソンヨンキム等の作品に出演。KAGAWAアンバサダー。