札幌芸術の森 バレエセミナー2022

 

高岸 直樹
主任講師
東京バレエ団
元プリンシパル

加治屋 百合子
ヒューストン・バレエ
プリンシパル

沖 香菜子
東京バレエ団
プリンシパル

森 優貴
振付家 / ダンサー

宮内 真理子
GYROKINESIS®
認定マスタートレーナー

高岸 直樹
東京バレエ団 元プリンシパル
高岸直樹ダンスアトリエ主宰
主任講師

1986年、チャイコフスキー記念「東京バレエ団」に入団。87年、ベジャールの『ザ・カブキ』にて、弱冠21歳で由良之助に抜擢され一躍話題となり「東京バレエ団」のあらゆるレパートリーで主役を演じる。 ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ベルリン国立歌劇場、ボリショイ劇場、マリインスキー劇場など海外でも活躍。ジョルジュ・ドンの代わりに踊った『ボレロ』ではカーテンコールが25分という大成功を収めた。 1991年にはシルヴィ・ギエムの相手役として『白鳥の湖』を踊り、オーストラリア・バレエ団に3カ月間客演した。
その他ベルリンにて『マラーホフ&フレンズ』、『オーストラリア・バレエ団50周年記念ガラ』、『月に寄せる七つの俳句』のハンブルク・バレエ初演、フィレンツェ歌劇場での東日本大震災復興支援公演など客演多数。 2015年、「東京バレエ団」を退団し「高岸直樹ダンスアトリエ」を設立。

加治屋 百合子
ヒューストン・バレエ プリンシパル

愛知県生まれ。
8歳でバレエを始め、10歳、上海舞踊学校入学、奨学金を得て首席で卒業。2000年ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞を受賞。奨学金を得てカナダ国立バレエ学校入学。翌年アメリカン・バレエ・シアター入団。Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100人」やTIME誌「次世代リーダー」で紹介され、内閣府「世界で活躍し『日本』を発信する日本人」の一人に選ばれる。2014年ヒューストン・バレエ団移籍後、プリンシパルとして舞台を踏む。昨年のコロナ禍、日本のアーティストと舞台芸術のためのプロジェクト『Hearts for Artists』を立ち上げ、舞台芸術の支援基金に寄付。後進の指導にも力を入れている。
2021年(第71回) 芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
≪主な作品等≫
「海賊」「眠れる森の美女」「ジゼル」「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「ドンキ・ホーテ」「ラ・バヤデール」「レ・シルフィード」「マノン」「蝶々夫人」「メリー・ウィドウ」等に主演。またアレクセイ・ラトマンスキー、ジョージ・バランシン、ケネス・マクミラン、トワイラ・ワープ等の振付作品でも主演パートを務める。

沖 香菜子
東京バレエ団 プリンシパル

4歳よりバレエを始める。2008年に文化庁新進芸術家の海外研修制度に合格し、ボリショイ・バレエ学校に留学。10年に東京バレエ団に入団、入団から2年目には早くも子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』の主役に抜擢され、以後『ドン・キホーテ』、『ラ・シルフィード』、『くるみ割り人形』などの古典全幕作品に次々と主演を重ねる。2014年のジョン・ノイマイヤー振付『ロミオとジュリエット』では振付家の指名により主役のジュリエットを演じ高評を博した。2018年4月よりプリンシパルを務める。2019年には勅使川原三郎振付『雲のなごり』(新作世界初演)に出演し、舞台の成功に貢献。2020年には第69回(令和2年度)の横浜文化賞 文化・芸術奨励賞を受賞した。
おもなレパートリーに、ブルメイステル版『白鳥の湖』オデット/オディール、『ジゼル』ジゼル、マラーホフ版『眠れる森の美女』フロリナ姫、『くるみ割り人形』マーシャ、『海賊』  メドーラ、『ラ・シルフィード』シルフィード、『ドン・キホーテ』キトリ/ドゥルシネア姫、ベジャール振付『ザ・カブキ』おかる、アシュトン振付『真夏の夜の夢』タイターニア、キリアン『ドリーム・タイム』、ノイマイヤー振付『ロミオとジュリエット』ジュリエット、バランシン振付『セレナーデ』(18年)などがある。

宮内 真理子
コロラドバレエ/新国立劇場バレエ団 元プリンシパル
GYROKINESIS® 認定マスタートレーナー

長野県出身。3歳からバレエを始める。1984年東京新聞全国舞踊コンクールバレエ第2部第1位文部大臣奨励賞、同年埼玉県舞踊コンクールバレエ第2部第1位橘秋子賞等、国内のコンクールに於いて数々の賞を受賞。1987年上京、16歳で東京シティ・バレエ団で主演デビュー。
1989年ローザンヌ国際バレエコンクールに於いてプリ・ド・ローザンヌ・スカラシップ賞を受賞、英国ロイヤルバレエスクールに留学後1990年バーミンガムロイヤルバレエに入団。1992年以降コロラドバレエ(アメリカ)、新国立劇場バレエ(日本)、レニングラードバレエ(ロシア)他、国内外のバレエ団で主演、客演する。
1994年 USA ジャクソン国際バレエコンクール銅賞受賞。1995年東宝ミュージカル「回転木馬」のルイーズ役で出演(ケネスマクミラン振付)。1999年 中川鋭之助賞、2000年 芸術選奨文部大臣新人賞、同年、橘秋子賞優秀賞受賞。2005年 天皇陛下、各国大使御臨席の開会式に於いて、佐渡裕指揮するスーパーワールドオケーストラの演奏で、ストラビンスキー「火の鳥」を踊りその模様はNHKで放映された。
2006年にGYROKINESIS®(ジャイロキネシス)、 GYROTONIC®(ジャイロトニック)と出会い衝撃を受ける。ダンサー特有の身体の悩みを改善に向かわせることが出来るメソッドだと確信し、2006年考案者ジュリオ・ホバス氏在住のマイアミにて資格を取得、研修を積む。以降指導者としてアメリカ、カナダ、ヨーロッパ等様々な国で後進トレーナーの育成やダンサーのコンディショニングに携わる。
2011年帰国。自身のスタジオ「MMK」を東京と長野に開設。2013年にはGYROKINESIS®マスタートレーナーに認定され指導者の養成にも力を注ぐ。元プリンシパルダンサーとしてのバレエの経験、GYROKINESIS®、解剖学を繋ぎ、クラシックバレエに特化したコーチング、コンディショニング、リハビリを指導。趣味、プロ等幅広い層の多くのダンサーのサポートをしている。また2018年より洗足学園音楽大学のバレエコース、ダンスコースの講師として、GYROKINESIS®、解剖学を含めたダンサーのコンディショニングの授業を担当。

GYROKINESIS®, GYROTONIC® are registered trademarks of Gyrotonic Sales Inc and are used with their permission

森 優貴
Yuki Mori
振付家 / ダンサー

97年にハンブルク・バレエ・スクールへ留学。
98年から2001年までニュルンベルグバレエ 団、2001から2012年までシュテファン・トス率いる トス・タンツカンパニーに在籍。
芸術監督であったシュテファン・トスの数多くの新作品で主役を務める他、イリ・キリアン、ウィリアム・フォーサイス、マッツ・エック当数多くの著名振付家作品を踊る。
2012年9月よりレーゲンスブルグ歌劇場 Theater Regensburg Tanz(レーゲンスブルク劇場ダンスカンパニー)の芸術監督に就任。
日本人で初めての欧州での芸術監督就任となる。
就任後、次々に新作を発表。ストラヴィンスキー「春の祭典」、ラヴェル「ボレロ」、 「ベルナルドアルバの家」などの大作を発表するとともに、 ダンスサスペンス「The House」、新改訂版「ドン・キホーテ」などの完全オリジナル作品や、ダンスオペラ「恐るべき子供たち」などダンスのみならずジャンル を超えた演出振付作品を手がけ、 就任後ドイツ舞台芸術総合誌「DIE DEUTSCHE BÜHNE」の表紙カバーを飾るなどドイツ国内外の芸術機関、芸術メディアから「緻密で繊細な演出と構成力を強みとし音楽性豊かにダンス作品を生み出す、日本人振付家が率いる今最も注目するべきダンスカンパニー」と評価される。
2016年にはドイツ舞台芸術協会が舞台芸術作品から最も優れたアーティストを 選出し賞を贈呈している 芸術アカデミー賞「der Faust」の振付家/振付作品の部門でダンスサスペンス「The House」が最優秀賞にノミネートされる。
2017年4月、NHKバレエの饗宴で新作「死の島― Die Toteninsel」を発表。
同年8月に神戸と東京で「Macbeth マクベス」全2幕を演出・振付し自らもマクベス役で出演。
2018年マンハイム国立劇場からの招聘で新作「カルメン」全2幕を演出振付。
同年秋にレーゲンスブルグ歌劇場 Theater Regensburg Tanz(レーゲンスブルク劇場ダンスカンパニー)の芸術監督退任を発表、「振付家森優貴の集大成」と高い評価を得た新作「死と乙女」、そしてラクロ原作「危険な関係」全2幕を発表する。
2019年7月にはスイス、ザングト・ガレン芸術祭から招かれ新作「Desiderium」を発表、世界遺産であるザングト・ガレン修道院にて上演。
2019年8月を持ってレーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニー芸術監督を退任。
同年秋から本格的に日本に拠点を移し、振付・演出活動を開始。2020年1月には日本初の公共劇場専属舞踊団Nosimから招聘を受け帰国後第1作目「Farben」を演出・振付。
2020年12月には横尾忠則×草刈民代の世界~アートとダンスの競演~にて構成・振付を担当し自らも草刈民代と共演した映像ダンス作品「in between」)は反響を呼び世界的に発信されている。
2021年1月にはNoism Company Niigata-Noism1へ新作「Das Zimmer」を演出・振付。
2021年 3月貞松・浜田バレエ団 55 周年記念公演「創作リサイタル32」で新作「囚われの国のアリス」を演出・振付。2021年7月、草刈民代プロデゥース公演「 INFINITY DANCING TRANSFORMATION」にダンサーとして出演し、新作「 in Isolation」を振付し草刈民代と再び共演する。
受賞歴に2005年ハノーファー第19回国際振付コンクールにて 「Missing Link 」を発表し観客賞と批評家賞を同時受賞、平成19年度文化庁芸術祭新人賞、2011年「WINTERREISE-冬の旅」再演により平成23年度文化庁芸術祭大賞受賞、「週刊オン★ステージ新聞」新人ベスト1振付家、平成24年度兵庫県芸術奨励賞、平成29年度神戸市文化奨励賞。